鬼ノ城


岡山県総社市にある鬼ノ城(きのじょう)に行ってきました。
ここは、私がすごくパワーを感じている遺跡です。

私がパワーを感じる1つ目の理由は、鬼ノ城が岡山と韓国のつながりを感じさせることです。
鬼ノ城築城の由来については諸説あり、真相は今も謎ですが、韓国とのつながりの強さを感じさせる説があります。
まず、663年に勃発した白村江の戦いで日本・百済連合軍が敗れたため、唐・新羅連合軍の襲来を警戒して築城したという説です。
この時期、百済からの亡命貴族と協力して、日本のあちこちに朝鮮式山城が築かれています。
鬼ノ城は文献に残っていないため、区別して神籠石系山城(こうごいしけいさんじょう)と呼ばれますが、どちらも起源は朝鮮半島です。
また、温羅伝説では、温羅が大和朝廷に対抗して鬼ノ城を築城したとの説があります。
温羅は、百済の皇子と言われていることから、百済の人たちが関与して築城されていることになります。
韓国では、『朱蒙』や『太王四神記』など、百済やその先祖に関係する番組がここ数年流行ってます。
鬼ノ城は、そんな韓国と岡山のつながりを感じさせてくれます。
私がパワーを感じる2つ目の理由は、訪問するたび何か勇気を与えてくれることです。
私は2006年以降、毎年1回は鬼ノ城を訪れています。
2006年にここを訪れた時、私はUターンして岡山で起業しようという勇気を持ちました。
鬼ノ城から眺める岡山・倉敷の景色は素敵です。
岡山・倉敷の景色を見渡すと、「この街のためにがんばるんだ。」と、自分を奮い立たせてくれるのです。
私が鬼ノ城にパワーを感じる理由は、そんな気持ちにさせてくれるからなのです。

私が鬼ノ城を初めて訪れたのは中学生の時。
その頃は石垣や礎石しかありませんでしたが、2004年に城の西門と角楼が復元されました。
鬼城山(きのじょうざん)ビジターセンターができ、しかも今回行ってみたら、ビジターセンターに遺跡の展示室までできていました。
総社市の鬼ノ城に対する熱意が伝わってきます。

参考文献:『岡山検定公式参考書 コンパクト版』