1泊2日ソウルの旅

4泊5日でソウルと上海を旅してきました。
岡山空港発着の大韓航空を使ってソウルで1泊し、翌日に上海に移動して、3泊してきました。
今回はソウル編です。

今回の旅のテーマは「のんびり」。忙しない大都市巡りではあっても「のんびりとアジアの風に吹かれたい」との思いで出かけました。
ソウルは2006年8月に行って以来、6年ぶりになります。
ソウルに着いてから、まずはホテルにチェックイン。今回泊まったホテルはサボイホテル。ホテルの方は日本語が使えて、部屋もきれいで、インターネット接続は無料。日本のテレビも3つチャンネルも見られて、かつ明洞(ミョンドン)の真ん中にあり、交通の便も申し分なかったです。
最初に、韓国料理のソルロンタン(牛肉と牛骨を煮込んだスープ)を食べに行きました。6年前にとてもおいしかったのを覚えていて、再度同じ店(シンソンソルロンタン)に行きました。お店は変わりなく繁盛していました。味は、昔も今も変わらずとてもあっさりで、6年前にハマったカクテキ(大根キムチ)も含め、とてもおいしかったです。

明洞大聖堂に行きました。中はとても静かで、数十人の方が瞑想しています。私も1時間ほど瞑想しました。この数カ月くらいの間に身の回りに起こった出来事を振り返ることができました。

明洞の街をしばらく散歩した後、17時からNANTAという厨房を舞台にしたミュージカルを見ました。こちらも6年ぶりです。今回は前の方の座席を予約しました。6年前からは細かいストーリーは変わっていると思いますが、やはり見た甲斐ありました。昔と変わらず楽しませてくれました。会場の観客を巻き込んだ舞台の進め方は、何か私の仕事の参考にもなります。「笑顔は大事」と実感しました。

晩御飯は、キムパプ(韓国の海苔巻き)を食べました。この店の海苔巻きは、日本の巻きずしとは異なり、具も酢も入っていない、シンプルな海苔巻きです。この店(チュンムキムパプ)は、キムパプをスルメのキムチやカクテキ、そしてコンソメスープと一緒に食べるという極めてシンプルな料理を出してくれます。スルメのキムチが絶品でおかわりもできます。
夜はカジノを楽しみました。

そして2日目、朝御飯は明洞の街中であわび粥を食べました。ちょっと甘めでしたが、悪くなかったです。
南大門に行きました。南大門は残念なことに2008年2月に火災で焼失してしまいました。今現在は工事中です。中は何も見えませんでしたが、復活を待ちたいと思います。
南大門市場を歩きました。アジアの活気が感じられる場所です。服、鞄がメインの市場ですが、屋台もあちこちにあります。屋台ではパンを買って食べました。でも、やっぱり屋台なら出来立てのアツアツの食べ物がいいです。「もち米ホットドック」と書いてあるピロシキのような揚げパンを食べました。アツアツなのがよかったです。

南大門市場をあとにして、景福宮(キョンボックン)に行きました。李氏朝鮮の王宮です。6年前行ったときは梅雨の真っ只中で大雨でしたが、今回は天候は大丈夫でした。守門将交代式を見ることができました。

最後に行ったのが南山(ナムサン)のNソウルタワーです。黄砂の影響か、視界はあまり良くなさそうでしたが、一か八かで来てみました。やはり視界は良くなかったのが残念でしたが、来ずに後悔するよりは、来て後悔するほうがまし。来てよかったと思います。

これでソウルの旅は終了です。のんびり観光するつもりが最後はタクシーであちこち駆け回りました。タクシーは日本に比べてとても安いので、あまり負担になりません。
今回、まだビビンバを食べていませんでしたが、仁川空港のラウンジで新芽ビビンバという、御飯の上に新芽をのせてごま油とコチュジャンをかける、というとてもシンプルなビビンバを食べることができました。これなら家でも作れそうです。

飲み物は、韓国の伝統茶の水正果(スジョングァ)です。お茶といっても甘みがあって生姜の風味がして相当おいしいジュースです。