少し古い本ですが、『戦わない経営
』という本を久しぶりに読み返しました。
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私がサラリーマンを卒業する直前、かれこれ3年ちょっと前になりますが、
『ブルー・オーシャン戦略――競争のない世界を創造する (Harvard business school press)』という本も読みましたが、
これも「戦わない経営」について書かれた本です。
『戦わない経営』で最も印象に残った文章。
「小さな会社の正しい戦略は、戦わないこと。
幸福を追求しながら生き残っていくためには、戦ってはいけない。
ビジネスは不戦勝でいいんだ。」
企業を経営していて、「戦わないでいい」なんて言うと、
何か手抜きのように思えるかもしれませんが、
「戦わずして勝つ」方法を見つけ、伸ばしていくことに、精一杯努力する。手を尽くす。
自分にしか出来ないこと。自社にしか存在しないこと。
そんな強みを見つけて精一杯伸ばすことによって、「不戦勝」は近づくと思います。
そして、今回私が考えたのは、
「戦わない勇気」は仕事・会社だけでなく、
自分自身の生き方においても必要だということです。
問題が発生するたびに戦う、
すなわち怒ったり、叱ったり、言い争ったりしていると、
すごく体力を使います。疲れます。
一喜一憂程度は仕方のないことですが、
その体力があったら、まずは、自分を変えることに体力を使うことです。
「人を変えようとするのではなく、自分が変わることで解決する方法はないだろうか。」
会社にも人間にも、
「戦わない勇気」が求められているように感じます。