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おかげさまで、独立して10周年を無事乗り越え、11年目に入りました。
20周年を見据えた行動を考えるにあたり、未来を予測する本を数冊読みました。

2冊目は、2012年に出版された『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』です。

世界の人口動向のことや、認知症増大や肥満化が及ぼす国家財政への影響などの言及も参考になりますが、私が特に気になったのは下記の箇所です。

  • 英語の言語としての一極集中は崩れない…唯一、英語に代わる世界言語があるとすれば、それはコンピューターである
  • 世俗化仮説によると、国が豊かになっていけば、最終的に宗教性は弱まっていく
  • 新興国の経済は、今後40年間、先進国が経済成長を達成した速度を上回る速さで成長する。中でも、教育に投資をしている国のスピードが速い
  • 世界の貧富の差は、2050年には今よりはるかに縮小されている。貧富を左右する要因としては、どこに住んでいるかより、どんな教育を受けるかのほうがずっと大きいだろう
  • インターネットの発明・普及によるグローバリゼーションは、シュンペーターの言う創造的破壊のスピードを高めている。想像もできない技術革新によって、これまでのビジネスのやり方が陳腐化し、それに固執していた企業は淘汰され、新しい企業が生まれる
  • 日本の若手技術者が先達の理論に迎合しがちなことがしばしば挙げられる。これに対して欧米では旧来の理論を否定することでキャリアが築かれる
  • 新技術のおかげで、天然ガスと太陽光発電はどちらも2050年の時点でずっと安く顧客に届けられるようになりうる
  • 向こう40年間、日本にとっての最大の挑戦は、シュンペーターと英語ということかもしれない

1冊目で紹介した『マッキンゼーが予測する未来』と近い視点もありますが、上記引用については、大きく異なる視点と言えます。

日本の若手技術者に関する分析は興味深いです。シュンペーターの創造的破壊も含め、自社及び自社の若手技術者が、今どのような立ち位置にいて、どこを破壊して創造すればよいのかを検討する必要があります。

英語については、私も2年前に英語の勉強を再開して、おかげさまで今も継続しています。「英語だけできればよい」とはなりませんし、通訳を雇ったり、翻訳ソフトの発展などである程度対応できるとは思いますが、英語を軽視すると、コミュニケーション力で世界から取り残されると私は考えます。しかも、これから人口が縮小していく日本市場だけで生き残ろうと考えるのは、リスクが大きいといえます。5年単位、10年単位で、自社でできる「グローバル戦略」が何なのかを模索する必要があります。

そして、裕福になると宗教性が弱まっていく…というのは、パワースポット巡りを趣味としている私としては、何とも残念な(予測というよりも)現実ですね。景気のこと、国際社会のことから、明日の売上のことなど、自分の力だけではどうにもできないことを、「神様、仏様、ご先祖様にお祈りする」気持ちは欠かせないと考えます。

上場企業経営者から聞いた話ですが、上場企業であっても「明日潰れるかもしれないという恐怖感を常に持っている」とお話されていました。多分、「裕福」と感じるレベルが人によって異なるのでしょうね。そのくらいの謙虚な気持ちを大切にしたいと思います。

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