幸せの鍵は、身近な人から大切にすること

先日、アチーブメント株式会社代表取締役社長兼CEO青木仁志さんの講演会に行ってきました。

最近、私は、社団法人中小企業診断協会岡山県支部の地域活性化研究会にて、『日本でいちばん大切にしたい会社』などを教材にしながら、地域活性化・地域に貢献している企業についての研究を行っており、「経営者・社員・地域がWin-Winになれる経営」のフレームワークを探っています。
その研究とは全くの無関係で今回の講演会に参加したのですが、あまりに関係性が強くて、驚きました。これも「偶然は必然」なのでしょうか。
今回の講演テーマは、「戦略を超える理念経営」。
青木仁志さんが講演会で語った言葉で深く印象に残ったものを掲載します。

「世の中から、いじめや差別を無くしたい。そのために会社を作った。」
「経営とは人を育てること。」
「経営者のパーソナルブランディングが重要。伝説を残さなければならない。」
「私は社員がかわいい。社員のためなら何でもやりたい。」
「幸せの鍵は、身近な人から大切にしていくこと。」
「すべては『採用』と『人材の成長』。」
「お金を儲けることは大事だが、人を育てることが先である。」

青木仁志さんの社員を大切にする気持ちが講演の端々で伝わってきました。

「幸せの鍵は、身近な人から大切にしていくこと。」

これには社員だけでなく、家族も含まれています。
家族を大切にするのと同じ気持ちで社員を大切にする。
家族や社員のような身近な存在を大切にできない人が、顧客を大切にできるわけがない。根底にはそんな発想があると思います。
このように中小企業経営者の方に「人」の大切さを明快に語られると、たいへん説得力がありました。
今後の仕事、研究の参考にしていきたいと思います。