ベトナム・ホーチミンを訪ねる

日本商工会議所青年部の海外交流事業で、ベトナム・ホーチミンに2泊4日で行ってきました。
私にとってベトナムは今回初めての訪問です。

海外交流事業では、ホーチミン商工会議所の青年経済人との交流会、ベトナム人学生が日本語学校で学ぶ現場の視察、越日工業大学の訪問、そして、ホーチミンに住む日本人の経済人との交流会に参加しました。
日本語をペラペラと話されるベトナム人の方々、ホーチミンで力強く仕事をされている日本人の方々を見て、心強く感じたのとともに、身の引き締まる思いがしました。

着いていきなり「ぼったくりタクシー」に遭遇

空港内に並んでいるタクシーに乗ってホテルに行ったのですが、70万ドン(日本円で約3,500円)出しても下ろしてくれず、結局、日本円で3,000円渡したら、納得してタクシーを下ろしてくれました。
初めてのベトナムのタクシーだったため、メーターの見方が良く分からず、口車に乗せられてしまいました(といっても何をしゃべっているのか全く分かりませんでしたが)。
後から聞いた話では、空港から市街中心地までは日本円で1,000円以下(ただし、空港入場料がいくらか追加で必要なようです)が標準だそうです。
日本でタクシーに乗った場合、3,000円くらいかかりそうな乗車時間でしたので、私は払ってしまいました…この出来事で、ベトナム、ホーチミンに対する私の印象がグッと下がりました。ぼったくりタクシー対策は、国家的に取り組んでしてほしいですね。

バイクの多さに圧倒されました

話には聞いていましたが、すごい数のバイクと、その中で事故無く(私の前でたまたま事故がなかっただけと思いますが)生活されているのが不思議に感じました。
過去に上海に行ったときにも感じましたが、クラクションの音もすごかったです。「ブレーキを踏むよりもクラクションを鳴らすのが先」のように感じました。

ベンタイン市場-カオスを感じました

ホーチミン最大の市場であるベンタイン市場に行きました。
恐ろしいくらいの商品陳列数の多さと、呼び込みの多さに、圧倒されました。
成長する国ベトナムの力強さ、東南アジアのハングリー精神を感じましたし、差別化された商品しか売れない今の日本とのギャップを感じました。

チュングエンコーヒー-日本より高いコーヒーの店

ベトナムは日本より物価は安いですが、この店のコーヒーは日本の上を行っていました。
ただ、濃厚なコーヒーですし、お客さんも沢山入っていて、人気店のようでした。

バクダン観光港公園-チャンフンダオ像

バクダン観光港公園はロータリーの中にあって、車とバイクが大量に走っている中を、交わしながら渡って行く必要があります。怖いです。
チャンフンダオとは、モンゴル帝国の来襲(元寇)を撃退した英雄だそうです。

ベトナム視察を振り返って

ホテルは、日系ホテルで街の中心地にある「マツノイホテル」に宿泊しました。
高級感はありませんが、立地もよくて、フロント、コンシェルジュの対応もよく、(ちゃんとした)タクシーもいつもすぐに呼んでくれて、行き先もベトナム語で伝えてくれて、とても便利なホテルでした。

今後、ベトナム・ホーチミンが私のビジネスとつながっていくか否かは分かりません。ただ、ベトナム人研修生は既にたくさん日本に来ておりますし、研修生としてでなく、日本で就職して働きたいと考えているベトナム人の方もたくさんおられます。この先、ベトナムの方々と仕事をご一緒する可能性はあると感じました。