起こった出来事には全て意味がある-瀬戸大橋の上で4時間以上閉じ込められて感じたこと

先日、思いもかけぬ珍事に巻き込まれました。
もうかれこれ2週間前の話になってしまいましたが、せっかくなので記録に残しておこうと、こうやってブログに書いています。

去る1月16日夜9時半頃のこと。
仕事で行っていた高松から岡山への帰路についていたその時、乗っていた電車で電気系統のトラブルが発生して電車が停止。
瀬戸大橋線の高架橋上で、4時間以上にわたって電車に閉じ込められてしまいました。

車内アナウンスもなく、修理がいつ終わるのかも分からず、暗闇と寒さの中で4時間以上の時間を過ごす羽目になりました。。。
電車の中は真っ暗。非常灯も消えました。
ただ、橋のふもとに見える坂出コンビナートのきれいな夜景が、私の心を慰めてくれました。
トイレに行くのも足元が見えず、一苦労でした。
暖房も消えました。
最初は我慢できましたが、だんだんと寒さが身にしみてきました。

そして、4時間くらいたって、ようやくディーゼル機関車が救援に来て、宇多津まで戻り、臨時列車で坂出に移動して、マリンライナーで岡山に帰った時には、既に午前3時半。
家に帰って寝たのは午前4時半でした。
そして、翌日は朝からヘビーなお仕事が待っていました。

車内に閉じ込められていた間、私はずっとFacebookで友達から励ましのメッセージをいただいていました。
正直な気持ち、友達からのメッセージがとても心地よく、寒さを吹き飛ばすくらいの温かさを感じました。
今年に入って身の回りで不幸なことが重なっている折、130件近くの応援メッセージをいただいて、幸せな経験をすることができました。
もう二度と遭遇したくない事故ではありましたが、

「起こった出来事には全て意味がある。」

この珍事のおかげで、ほんとに多くの方々に支えられて生活できていることを教えてもらえました。
今までの私の生き方に間違いはなかった。
今までも、そしてこれからも自分に正直に、そして自分の信念を貫いて生きていきます。
多少の軌道修正もしながら。。。
応援メッセージを届けてくださった皆様、そして当日Facebookを見ていなかった皆様も、本当にありがとうございました。