韓国・ソウル旅行記

2006/7/24から7/31までの8日間、韓国のソウルを旅行してきました。
その思い出をまとめてアップします。

1998年以来、8年ぶりの韓国・ソウル(2006/7/24)

ここ2年ぐらいの間、韓流ブームに乗ってたくさんの韓流映画や韓流ドラマを見てきたので、韓国の文化に対する関心は8年前よりはるかに強いです。大きな期待を胸に、アシアナ航空で韓国へ。

仁川空港に到着したところで、ちょっとしたハプニングがありました。
現金を引き出そうとしたが、ハングルばかりでATMの使い方が分かりません。
英語が併記されているATMを発見しましたが、暗証番号が6桁でなければ受け付けてもらえないよう(どこかにEnterボタンがあるのでしょうが、読めません。。。)で、結局断念しました。
でも、韓国のいいところは、クレジットカードを使えるところが非常に多いことです。
ホテルへのバスチケットもクレジットカードで買うことができ、ホッと一安心でした。

ホテルは、「ソウルロイヤルホテル」という明洞にある5つ星ホテルにしました。
さすがに部屋はとてもきれいで、しかもソウルの中心地で超便利な立地でした。
テレビをつけたら、韓流ドラマがたくさん放送されていました。
もちろん、何をしゃべっているのかはさっぱり分からないのですが、でも、なぜかすごくうれしいのです。

ああ、僕はとうとう韓国に来たんだ、って気分です!

徳寿宮→南大門→南大門市場→ソウルタワー→足つぼマッサージへ(2006/7/25)

ソウルに来て初めての朝です。まずは、明洞(ミョンドン)にあるATMで現金を引き出しました。空港と違って、明洞には分かりやすいATMがありました。

朝食は、松の実粥を食べました。甘みのあるお粥でした。付き出しには早速キムチが出てきました。朝からキムチなんて、と思いましたが、これぞ韓国ですよね!

大韓旅行社で板門店ツアーとチャングムテーマパークツアーの予約を済ませ、ソウル観光へ。この日に行ったのは、徳寿宮→南大門→南大門市場→ソウルタワー→足つぼマッサージです。徳寿宮では王宮守門将交代式を見ました。歴史ドラマで見た衣装を着た人がたくさんいました。

南大門は8年前は道路に囲まれてて、門の前には行けなかったのですが、今は道路がつぶされて広場に変わっていましたので、間近で見ることができるようになっていました。韓国の観光への配慮を感じました。

高い所は私の旅行のお約束です。私は高い所で全容を見渡すのが大好きです。ソウルタワーから見た景色は少し曇ってましたが、それでも満足でした。マッサージは、足のつぼを押さえながら「心臓、目、耳」などと日本語で言ってくれて、何のつぼを押さえているかちゃんと教えてくれました。おまけに足がツルツルになりました。

夕食は、参鶏湯(サムゲタン)を食べました。日本のうな丼のような位置付けにあるこの料理ですが、日頃、肉をあまりたくさん食べない私にはちょっとつらかったです。

板門店ツアー(2006/7/26)

板門店はとんでもなく緊張したところでした。「訪問者の安全を保障することはできません」などと書かれた宣誓書に署名し、また添乗員さんに、過去に板門店で発生したロシア人亡命事件の話を聞かされて、怖くなってきました。

板門店に着くと、北朝鮮側にも観光客がいて、手を振っていました。韓国人添乗員さんは「絶対に手を振ってはだめ。」と手厳しいです。北朝鮮のプロパガンダの道具にされたくない、とのことでした。

北朝鮮と韓国間の会議場は、北朝鮮側の観光客が入っていたため、残念ながら入れませんでした。
停戦中ではありますが、戦争の最前線をかいま見ることができたことはとてもよかったです。でも、銃を見るだけで足がすくみます。これは平和ボケなのでしょうか。

夜はトッポッキというお餅の料理を食べました。予想をはるかに上回る辛さで、すぐにお腹いっぱいでした。。。

李舜臣像→景福宮→昌徳宮へ(2006/7/27)

この日はとんでもないどしゃ降りの1日でした。身に付けていたもの、パスポートも航空券もすべて濡れてしまいました。

観光したスポットは、李舜臣像→景福宮→昌徳宮です。無理せずタクシーを使えばいいものを、わざわざ歩いて回ったためにこんなにずぶ濡れになってしまいました。。。這う這うの体でホテルに帰りました。

夜は、アワビ粥を食べました。こちらはさっぱりしたお味でした。付け出しで出てきたイカのキムチがすごく美味です。アワビ粥よりもイカのほうが印象に残りました。

チャングム(大長今)テーマパーク(2006/7/28)

チャングムテーマパーク半日ツアーに参加しました。
行きのバスで総集編のDVDを見て、期待感が膨らみます。

テーマパークの中のつくりは、小ぢんまりとしていましたが、なかなか見事でした。テレビのシーンで出てくるところばかりでした。また、ミン・ジョンホの衣装を身に付けることができ、かなり気に入りました。ここはほんと来た意味がありました。

添乗員の方は、テーマパーク見学の間、ずっと付き添ってくれて、僕の写真を撮り続けてくれました。とてもサービスがいいです!

夕食は石焼ビビンパプを食べました。付き出しが10皿ちかく出てきて、うれしい驚きです。辛かったですが、おいしかったです。

昌慶宮→宗廟→東大門→東大門市場→ウォーカーヒルカジノ(2006/7/29)

今日は、昌慶宮→宗廟→東大門→東大門市場→ウォーカーヒルカジノに行きました。

昼は東大門市場で韓国冷麺を食べました。長~い麺が出てきて、どうやって食べるんだろうと思っていたところ、店員さんが見るに見かねたようで、お椀のなかにはさみの先を入れて、ジョキジョキ切ってくださいました。ちょっとびっくりの食べ方でした。

カジノは、昔ブリスベンでハマったスロットマシンがあって懐かしかったです。

夜は、ソルロンタンを食べました。牛肉を煮込んだスープなのですが、そうは思えないほどあっさりしていて、すごく美味でした。キムチとカクテキ(大根キムチ)が食べ放題で、特にカクテキがすごくおいしかったです。ちなみに、この店(シンソンソルロンタン)で出てくるキムチとカクテキも、けっこう大きいのではさみで切って食べました。

ロッテ免税店→NANTA→ミレニアムソウルヒルトンホテル→帰国(2006/7/30〜31)

朝からロッテ免税店に行きました。
ここでラッキーだったのが、「ミレニアムソウルヒルトンホテル」にあるカジノの40000ウォン分のチケットが景品でもらえたことです!

昼食はチュンムキムパプという、具の無い海苔巻きを、キムチをおかずにして食べるという、シンプルな料理を食べました。
シンプルなのになかなかおいしかったです。
午後はNANTAというノンバーバルパフォーマンスを見ました。
私は今まで劇には全く興味がなかったのですが、劇がこんな楽しいものなんだ、と思わせてくれました。
レストランの厨房にあるものをすべて楽器に変えてしまう演技は圧巻です!おもしろかった。

NANTAを見終わったら、景品でいただいたチケットを持って、「ミレニアムソウルヒルトンホテル」のカジノにタクシーで直行し、はじめてルーレットに挑戦しました。
夜はユッケビビンパプを食べました。

7泊8日の長旅の最終日は、朝食に、今回のベストフードだったソルロンタンを食べ、おみやげにはこちらもベストフードだったカクテキ、イカキムチを買って帰国しました。

私にとって人生の岐路の真っ只中でのソウル旅行はこれで終了です。たいへん意義深かったです。